巨人は28日、球団創設90周年を記念し、東京ドームでのソフトバンク戦を「王貞治デー」として開催した。選手は歴代最多868本塁打を放ったOBの王貞治さん(84)=現ソフトバンク球団会長=が付けた永久欠番の背番号「1」を袖に記したユニホームで戦った。  試合前は一本足打法を極めて巨人のV9に貢献した現役時代、巨人やダイエー(現ソフトバンク)、日本代表を率いた監督時代など数々の功績を振り返る映像が流れた。王さんは五回終了時にグラウンドに現れ、大歓声に両手を広げて応えた。「私自身も忘れているようなことを一緒に喜んでいただけ、うれしいの一言。野球選手として最高の人生だった」と感激していた。


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