北九州市で6月に開催されるバレーボールの国際大会を前に、市内の高校で元日本代表による指導教室が開かれました。

北九州市八幡東区の九州国際大学付属高等学校。

この高校にはスポーツで全国大会を目指す有望な生徒が集まるトップアスリートクラスがあります。

そのクラスの授業に28日、特別ゲストとして参加したのが、バレーボール元日本代表の新鍋理沙さん(33)です。

新鍋さんは、2012年のロンドンオリンピック代表に選ばれ、全日本女子28年ぶりの銅メダル獲得に貢献しました。

この指導教室は、6月4日からバレーボールの国際大会が北九州市で開催されることを記念して福岡県が企画しました。

一流の選手と触れ合うことで、高校生のスポーツに対する意識向上を狙います。

生徒たちは、レシーブの仕方を教わったり、新鍋さんが投げるボールをアタックしたりと、トップ選手の指導を楽しみながら体験していました。

◆3年生(バレー部)
「プレイがすごく丁寧なので、自分も丁寧さを見習ってプレイしていきたいと思いました」

◆新鍋理沙さん
「すごく元気だったし、バレー部じゃない生徒も本当に上手で、自分が今やっている競技も楽しみながら頑張ってほしい」

バレーボール選手による指導は、6月2日まで福岡県内の中学・高校あわせて48校で行われる予定です。

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