コロナ禍を経て2024年、5年ぶりに完全な形での開催となった「そうじゃ吉備路マラソン」の経済波及効果がまとまりました。その額は約5億2000万円と、コロナ禍前に迫る数字となりました。

総社市によりますと、24年の大会は2月25日に、市スポーツセンターを中心に開かれ、約1万2000人のランナーが出場しました。

大会に伴う消費などを計算したところ、経済波及効果は約5億2000万円に上ったということです。感染対策の制限をなくし多くの人が応援に訪れたことや、ランナーの給食提供で初めて市内の店舗とコラボしたことなどが影響したと見られます。

コロナ禍前の2019年に出した約7億円には及びませんでしたが、2020年から3年連続での中止を経て、着実ににぎわいが戻っています。市では25年の開催に向けてアイデアを絞り、大会をさらに盛り上げたいとしています。

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