パラリンピックメダリストの陸上男子走り幅跳び山本篤(42)=新日本住設=が26日、現役を引退するとSNSで発表した。27日に神戸市内で引退記者会見を行う。
山本はパラリンピック初出場だった2008年北京大会で銀メダルを獲得。日本の義足陸上選手として初めてパラの表彰台に上がったパラ陸上の第一人者的存在。16年リオデジャネイロ大会でも2位に入るなど3年前の東京大会まで4大会連続で出場していた。18年の平昌冬季パラにはパラスノーボードで出場した。
25日まで神戸市で開かれた世界選手権は男子走り幅跳び(義足・機能障害T63)で5位だった。
山本はSNSで「プロアスリートである以上勝つことにこだわってきました。これから数センチ記録を伸ばすことができるかもしれませんが、僕のこだわりである世界で戦う・メダルを狙うことを考えると厳しいと感じています」などと記した。
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