夏場所の優勝争いは14日目の25日を終えて3敗で単独トップの小結 大の里と、4敗で追う大関 琴櫻と豊昇龍、関脇 阿炎、それに平幕の大栄翔の5人に絞られました。
千秋楽の26日、単独トップの大の里は阿炎との一番に臨み、勝てば初優勝が決まります。
先場所の初対戦では大の里がもろ手突きで攻めてきた阿炎を受け止め、タイミングよくはたきこんで勝っています。
大の里は今場所、体格を生かした前に出る相撲で横綱 照ノ富士をはじめ、上位陣を破って存在感を示していて、26日もその相撲を貫きたいところです。
阿炎は25日、大関 琴櫻を破って優勝の可能性を残していて、大の里に右を差させないよう得意の突き放しを徹底できるかがポイントになりそうです。
4敗の力士のうち、琴櫻は同じく4敗の大関 豊昇龍と、残る大栄翔は平幕の琴勝峰との一番がそれぞれ組まれ、大の里が敗れた場合、最大で4人による優勝決定戦の可能性があります。
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