父がトーゴ人で、母が日本人の村竹選手は、去年9月の日本学生対校選手権の男子110メートルハードルで、泉谷駿介選手が持つ13秒04の日本記録に並ぶタイムをマークしました。

この春、順天堂大を卒業して日本航空に入社し、15日は、同じ日本航空に所属する女子やり投げの北口榛花選手などとともに、新年度のあいさつに訪れました。

濃紺のスーツ姿で訪れた村竹選手は、緊張した面持ちで役員室に入り、社長などと歓談しました。

このあと報道陣の取材に応じ、新社会人として臨むオリンピックシーズンに向けて、「社長と会うのは緊張したが、今まで以上に競技に集中できる環境をいただいた。北口選手をはじめそうそうたるメンバーがいるので、刺激をもらいたい。パリでの決勝進出を目標に頑張りたい」と決意を話しました。

村竹選手は4月下旬に広島市で行われる大会でシーズン初戦を迎え、パリオリンピックの代表選考会となる6月下旬の日本選手権に向けて調整を続けていくということです。

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