オリンピック選手も育てた名将・泉田監督が率いる石巻専修大・女子競走部に初の外国人留学生が加わりました。目指すは3年ぶりの全日本です。

秋の仙台を駆け抜ける全日本大学女子駅伝。今年、東北地区代表として3年ぶりの出場を狙うのが石巻専修大学です。

石巻専修大女子競走部 泉田利治監督
「今年は駅伝全国大会に行く大事な年、チャンス」

チームを率いる泉田監督が今年にかけるのにはある理由があります。創部以来初の外国人留学生、ケニア出身のエスタ・ワンジル選手です。来日してまだ2年ほどですが、3月に島根で行われた大会では2位に大差をつけ優勝。1年生ながらその存在はすでにチームに刺激を与えています。

石巻専修大女子競走部キャプテン 寺嶋悠葉さん
「去年より練習のレベルがあがった。エスタが入部したからには、自分たちも上を目指さなければいけない」

石巻専修大女子競走部 泉田利治監督
「練習して磨いて仕上げれば、すごい選手になると思う。世界で戦える選手にしたい」

過去6回、全日本へ出場しながらも、地区の出場枠が1校となったおととし以降、東北福祉大の後塵を拝し出場を逃して来た石巻専修大。去年の大会で東北福祉大学が8位入賞。地区初のシード権を獲得したことで今年、東北地区の出場枠が増え、チャンスは広がりました。3年ぶり全国の舞台へ。新戦力を加えた石巻専修大が復活の一年を目指します。

石巻専修大女子競走部初の留学生 エスタ・ワンジル選手
「6月大会がある。5000mの目標は15分50秒です」

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