熱戦が続く県高校総体。24日はテニス競技・団体戦の決勝が行われました。

テニス男子団体戦決勝は、6大会連続の優勝を狙う佐土原と、17年ぶりの頂点をめざす日向学院の対戦となりました。団体戦は、シングルス2試合とダブルス1試合を行い、2勝したチームの勝ちとなります。

エース対決の第1シングルスは、佐土原の浅田紘輔選手と日向学院・柏木一宏選手が対戦。試合は、今年の全国高校選抜シングルスで優勝した佐土原の浅田が実力を発揮します。

これに対し、日向学院の柏木も粘り強いプレーでくい下がります。それでも「いつも通りのプレーができた」という佐土原の浅田がゲームを支配。8対1でエース対決を制しました。

第2シングルスは、去年のインターハイシングルス準優勝の佐土原・宮里琉星選手と日向学院の長友陽生選手が対戦しました。

日向学院・長友は、全国トップレベルの相手に対し、気迫のプレーを見せます。一方、佐土原の宮里は、鋭いサーブを軸に試合を組み立てます。

終始流れを渡さなかった宮里が8対1で勝利。去年のインターハイ団体3位のメンバーが残る佐土原が2対0で勝ち、6大会連続21回目の優勝を決めました。

(佐土原高校 浅田紘輔キャプテン)
「佐土原高校テニス部の目標は、全国高校総体の団体優勝なので、まずは県大会を無事優勝できて、全国への切符を手に入れて安堵の気持ちでいっぱいです。今年のインターハイでは、何としても団体優勝の結果を勝ち取って来るので、みなさん応援よろしくお願いします。」

(佐土原高校 宮里琉星選手)
「去年のインターハイは、惜しくも3位という結果に終わってしまって、すごく後悔が残っているので、今年は優勝できるようにみんなで高め合って頑張っていきたい。」

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