【THINKフィットネス・GOLD’S GYM BC-REVENGE99】五回、犠飛で生還するREVENGE99の菅藤亮一(手前左)=東京・大田スタジアムで2024年5月24日、牧野大輔撮影

 第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の東京都2次予選は24日、東京・大田スタジアムで第3代表決定トーナメント1回戦2試合があった。クラブチーム同士の対戦は、REVENGE99がTHINKフィットネス・GOLD’S GYM(ゴールドジム)BCに6―5で競り勝った。25日の同2回戦でJPアセット証券と対戦する。初戦でセガサミーを破ったTHINKフィットネス・GOLD’S GYM BCは敗退。【牧野大輔】

 REVENGE99がシーソーゲームを制した。逆転された直後の八回、相手の悪送球で同点に追いつき、なおも2死満塁から菅藤亮一が押し出し四球を選んで勝ち越した。先発の杉岡拓は七回途中3失点と力投した。THINKフィットネス・GOLD’S GYM BCは八回に河西大樹の適時打で逆転したが、4失策が全失点につながった。

REVENGE99・北出浩喜投手

 (九回に抑えで登板し相手を3者凡退に)相手チームに勢いがある中で、先発の杉岡も七回まで頑張ってくれた。(自身はパナソニックを2022年に退部)2年ぶりの都市対抗予選で、懐かしさと、現役の時の気持ちの入れ方を思い出します。このひりつく空気感が、やっぱり楽しい。代表権を争う戦いの厳しさをもう一度感じたいし、他の選手にも感じてほしい。次も全力で勝ちに行きます。

THINKフィットネス・GOLD’S GYM BC・手塚栄司監督

 投手も野手もベストを尽くしたとは思うが、(守備の)スローイングの乱れが痛かった。勝たなきゃいけないというプレッシャーに引っ張られてしまった。これが野球だ。(先発の保田凌馬は146球の力投)よく投げてくれた。それだけに守備が守り切れなかったのが悔しい。(セガサミーに勝利するなど存在感を示した大会)満喫はできたのではないか。応援にも多くの人が駆けつけてくれた。選手は普段から頑張ってくれている。もっと試合をさせてあげたかった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。