夏場所の序二段は12日目の23日を終え、高砂部屋の朝東、常盤山部屋の優力勝、尾上部屋の伊波の3人が6戦全勝で並んでいました。

13日目の24日、先に取組があった朝東が優力勝に「寄り倒し」で勝ち、伊波が敗れたため朝東が7戦全勝で優勝を果たしました。

朝東は高知県四万十市出身の25歳で、平成30年の初場所で初土俵を踏みました。

今場所は東の序二段83枚目で迎え、得意とする左四つの相撲で白星を重ねていました。

朝東は「ここ1年はけがばかりだったが、今場所はなにもなかった。きょうは緊張した」と息を切らしながら話していました。

また、大関経験者の小結 朝乃山の付け人を務めていて、「すぐに体が起き上がる癖を直すことや、頭を低くしていくように言われていた」と受けたアドバイスについて話していました。

そして、来場所に向けては「けがをせず、勝ち越せるようにしたい」と意気込んでいました。

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