カープです。22日、マツダスタジアムで行われたタイガースとの一戦。終盤の追い上げも、あと一歩及ばず、悔しい黒星となりました。

21日の勝利で、首位・タイガースと0.5ゲーム差のカープ。
首位浮上に向け、22日の先発マウンドには今シーズンここまで防御率1点台と安定している森下。
しかし、立ち上がり、先頭バッターのツーベースでいきなり得点圏にランナーを背負うと。
タイガースの4番・大山にタイムリーを浴び先制を許します。

対するタイガースの先発は昨シーズンカープを相手に防御率0点台と、苦手としている大竹。
打線は4回までパーフェクトに抑えられますが、5回!先頭・小園のヒットでこの試合初めて出塁すると。
この後1塁2塁としますが、會澤はセンターフライに倒れチャンスを生かせません。

先発・森下は今シーズン最多の113球を投げ切り、7回2失点。
先発としての役割を果たし、マウンドを降ります。

2点ビハインドのまま迎えた最終回。
ヒットとフォアボールで1塁2塁のチャンスを作り、ここ5試合は打率4割越えの坂倉!)初球から積極的に振り抜き、センター前へタイムリー。
土壇場で1点差に詰め寄ると…。
続く打席には途中出場の二俣。追い込まれてからファウルで粘ります。
10球粘った末にフォアボールをもぎ取り満塁に。

1打逆転サヨナラの場面で代打の切り札・松山!(打たせて)しかし反撃はここまで。
カープは接戦を落とし、この日の首位浮上とはならず。
連勝は4でストップです。

<スタジオ>
最終回1点差まで追い詰めましたが惜しかったですね。
安部さん、注目の場面は?

【元カープ・安部友裕さん】
「二俣選手、若い選手だが、あの緊張した場面(9回裏2死1,3塁)で、打つだけではなくしっかりつないでいく(10球粘ってフォアボールを勝ちとる)という冷静さを持っていたのが、非常に素晴らしいと思った。これが今後の糧にもなるし経験にもなって、素晴らしい選手になっていってほしい」

まさに中核を担う選手に育っていってほしいと思う。

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