【明治安田生命-東京ガス】先発して7回を7奪三振と好投した東京ガスの高橋佑樹=東京・大田スタジアムで2024年5月23日、牧野大輔撮影

 第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の東京都2次予選は23日、大田スタジアムで第1代表決定トーナメント準決勝2試合があった。東京ガスが昨年の第1代表である明治安田生命に零封勝ちし、27日の決勝に進んだ。明治安田生命は第2代表決定トーナメントに回る。

 東京ガスは三回、1死満塁から4番・加藤雅樹の右前適時打などで2点を先取した。投手陣は、7回を7奪三振と好投した先発左腕の高橋佑樹を新人右腕の伊東佳希が継ぎ、零封した。明治安田生命は終盤に得点圏に走者を置いて好機を作るも生かせず、1点が遠かった。【牧野大輔】

東京ガス・高橋佑樹投手

 安打を出しながらではあったが、事前に準備していた通りにバランス良く投げることができた。大会前はボール球が先行して球数が多くなり、直球も速く投げようと力任せになっていた部分があった。大会に入ってからは球速にこだわらず、130キロ台だとしても(変化球も交えた投球の)組み立ての一部として考えられるようになったのが良かった。都市対抗の予選は自分がやりたいことよりもチームを勝たせることを最優先している。(次の代表決定戦で)登板機会があれば気を引き締めて臨みたい。

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