スポーツクライミングのリードは、6分の制限時間内に1回のトライで壁を登り、その高さを競う種目で、パリオリンピックでは「ボルダー&リード」の1つとして実施されます。

中国で行われた、今シーズンのワールドカップ開幕戦は14日、男女の決勝が行われ、このうち男子は、昨シーズンの年間ランキング3位だった24歳の本間選手が、持久力の高さとリーチの長さを生かして壁の上部まで到達し、2位に入りました。

また昨シーズン、この種目で年間総合優勝を果たした17歳の安楽選手は持ち味の軽やかな登りで高度を上げ、中盤の多くの選手が落下した難しいポイントもクリアしましたが、終盤に入ったところで落下し3位でした。

日本勢はこの種目を得意とする2人が実力を見せて、開幕戦から表彰台に立ちました。

優勝はイギリスのトビー・ロバーツ選手でした。

一方、女子の決勝では谷井菜月選手の4位が日本勢の最高で、優勝は東京オリンピックの金メダリストでスロベニアのヤンヤ・ガンブレット選手でした。

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