高校バスケットボールで今年こそ高校3冠奪取を目指す開志国際高校に加わった超大物ルーキーを取材しました。
全国屈指のバスケットボールの強豪校・開志国際高校。去年、日清食品トップリーグで見事全勝で優勝を果たしました。
ただ、残るインターハイとウインターカップではともに決勝進出前に敗れる悔しい結果に。
【開志国際3年 平良宗龍 主将】
「大事な試合で勝てないということが多かったので、去年の経験を生かして今年はしっかり勝ちきれるように頑張りたいなと思う」
今年こそ日清食品トップリーグ・インターハイ・ウインターカップの3冠を狙うチームの主力が…
【開志国際 富樫英樹 監督】
「去年から出ている4人とあとはやっぱり新人で入った高橋。世代を超えた代表選手でいたので相当期待していたが、期待通りだなと」
それが秋田県出身の高橋歩路選手。
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「体験に来たときに、練習時間は短いが、その分、質が高くて強度の高い練習で、自分の技も磨けるかなと思ったので開志国際を選んだ」
高橋選手の強みはなんといってもスリーポイントシュート。自分の中でシュートを打つリズムをつくることがポイントだといいます。
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「ボールをもらった瞬間は足に注目して足の感覚を大事にして、そのあとは膝・腰・腕というふうに力を上げてくる感じでやっている」
そのシュートの決定率の高さから去年、当時14歳ながら16歳以下日本代表に抜擢。さらに高校入学前の今年3月の大会では開志国際の部員として出場しました。
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「自分が経験したことのない強さもあったし、中学校と高校のバスケットというのは雰囲気も違うし、プレースタイルも全く違うので、ほかの1年生よりも早く出られたということは自分の今後のバスケのキャリアとしても本当に良い経験になったと思う」
1年生ながら早くもチームになじんでいる様子の高橋選手。世代別代表で同じチームになった千保選手の存在も大きいそうです。
【開志国際3年 千保銀河 選手】
「バスケの話ももちろんするが、ふだんの日常会話はバスケとは関係ない話が多いと思う」
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「チームになじむ時間も短いし、そういうところでは本当に助けられている」
一方で、全員で走る開志国際のプレースタイルについていくことで最初は精一杯だったといいます。
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「慣れるまでは休憩もあまりないので、すごくハードな練習だが、その走る練習というのはディフェンスのトランジションに生きてきているので、いいところかなと思う」
厳しい練習を乗り越え、チームの主力として高校バスケ3冠奪取を誓います。
【開志国際1年 高橋歩路 選手】
「勝負所で決められるスリーポイントを出していきたいと思うし、課題であるドライブだったり、リバウンドというところもいままで以上にしっかりと、自分の中でもう一回見直して、そういうところもチームに貢献したい」
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