7月に予定されている第106回全国高校野球選手権大会の地方大会を前に、四国地区高校野球連盟は18、19の両日、香川県丸亀市のレクザムボールパーク丸亀で審判講習会を開いた。19日は四国4県の審判員約30人が基本動作の確認や判定の仕方の練習に取り組んだ。

 参加者は発声ジェスチャーの基本のほか、投球や走者を塁間に挟んでアウトにするプレーの判定練習を繰り返した。試合形式の練習では、協力した丸亀城西、高松中央の両高校の部員たちの動きを見ながら、状況に応じた動作などを確認した。

 参加した小方晃輝さん(23)=松山北卒=は「緊張感がある雰囲気の中で取り組めた。夏に向けて高校生が全力でプレーできるように貢献したい」と話した。(和田翔太)

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