佐々木投手はこれまで6試合に登板して3勝2敗、防御率2.56の成績で、前回の登板では日本ハムを相手に、5回途中でプロ入り後最多の123球を投げ、5失点と打ち込まれ、負け投手となっていました。

17日は本拠地で再び日本ハムを相手に先発し、1回から力強いストレートとフォークボールを軸に2つの三振を奪い、2回は6番の万波中正選手への4球目に今シーズンの自己最速となる162キロをマークするなど、3回までヒットを許しませんでした。

佐々木投手は、4回にこの試合初めてのヒットを打たれピンチを招きましたが、後続を打ち取り、6回までに10個の三振を奪い、無失点に抑えました。

しかし、1対0で迎えた7回にノーアウトから2本のヒットで二塁三塁のピンチを招くと、5番の細川凌平選手にレフトへ犠牲フライを打たれ、同点に追いつかれました。

それでも今シーズン最長となる8回のマウンドにあがると、2つの三振を奪って、この回を無失点で抑えました。

佐々木投手は8回106球を投げてヒット3本、1失点で、三振は今シーズン最多となる12個を奪いましたが、試合は延長12回で1対1で引き分け、佐々木投手に勝ち負けはつきませんでした。

佐々木投手は試合後、「全体的にいいフォームで投げられたし、変化球もいいところに決まってくれた。チームとしては勝てずリベンジとはならなかったが、個人的には前回取られてしまった分をある程度抑えることができたので、次につながると思う」と話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。