柔道男子100キロ超級でパリ五輪代表内定の斉藤立(JESグループ)が17日、優勝したグランドスラム・カザフスタン大会から羽田空港に帰国し、「しばらく優勝していなかったので、優勝の感覚を思い出せたことが大きい。これで自信を持って五輪代表と思える」と充実感をにじませた。  22歳の大器は積極性が光り、持ち前の攻撃力を発揮。一昨年12月以来の国際大会制覇を果たし、五輪前最後の実戦を終えた。「力を抜いてリズムを取るイメージで臨んだら、技が出た」と手応えをつかんだ様子だった。  7月下旬開幕の本番へ「死に物狂いで一日一日を過ごしていく」と自らを奮い立たせた。


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