バレーボール女子のパリオリンピックの出場枠は開催国のフランスを含めて12チームで、これまでに7チームが出場を決めています。

日本は、去年の予選大会で出場権獲得を逃したため、残る5枠をかけて今回の「ネーションズリーグ」に臨んでいて、トルコと中国、それに北九州市で行われる予選ラウンドを終えた時点の世界ランキングの結果でオリンピック出場が決まります。

大会前の世界ランキング9位の日本は15日、予選ラウンドの初戦で世界1位のトルコと対戦しました。

第1セットは序盤競った展開になる中、11対11からエースの古賀紗理那選手のスパイクや石川真佑選手の相手の意表をつくフェイントなど多彩な攻撃で6連続ポイントを取って突き放し、25対23でとりました。

続く第2セットは19対21から古賀選手のサービスエースなどで5連続ポイントを取って逆転し25対21で連取しましたが、このあと第3セットと第4セットは相手に奪われました。

最終セットもリードを許す展開になりましたが山田二千華選手や古賀選手のサービスエースで逆転に成功した日本が15対11で競り勝ち、セットカウント3対2で世界ランキング1位のトルコを破りオリンピック出場に向けてさい先のいいスタートを切りました。

日本は16日に行われる第2戦で世界21位のブルガリアと対戦します。

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