プロ野球の選手に対するSNSなどでのひぼう中傷が大きな問題になっていることを受け、日本プロ野球選手会では去年9月、選手会の弁護士によるこの問題に関する対策チームを発足させ、今シーズンの開幕前にも、ひぼう中傷などを拡散しないことや、SNSなどでの投稿にあたってマナーを守ってもらいたいことを呼びかけていました。

しかし、シーズン開幕後も選手に対するSNS上などで「到底許容されない内容のひぼう中傷や侮辱や脅迫などが行われたことを確認した」として、そうした行為を行ったアカウントを対象とし、裁判所に対して発信者情報の開示を求める申し立てを複数件行ったことを明らかにしました。

日本プロ野球選手会は、「選手、選手の家族、監督、コーチ、球団スタッフ、審判員を含む関係者の尊厳を傷つけ、プロ野球の魅力を損なう悪質な言動を決して見過ごすことはできません。選手の力になる前向きなご声援をたくさん送っていただけることを心より願っています」とコメントしています。

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