週末のJリーグ静岡県勢の結果です。J2の清水エスパルスと藤枝MYFCはともにホームで連勝をキープした一方、エースと守護神を欠いたJ1・ジュビロ磐田は厳しい戦いを強いられました。

清水は圧巻のゴールラッシュで7連勝

2024年シーズン、J3から昇格してきた鹿児島と対戦したエスパルスは圧巻のゴールラッシュ。

開始早々、矢島のフリーキックに合わせたのは中村!リーグ戦全試合に出場中の司令塔が移籍後初ゴールで幸先よく先制します。

そして前半43分。またもセットプレーが得点につながります。

コーナーキックからキャプテン・北川!中村がコースを変えたボールを確実に押し込み、得点ランクトップに並ぶ8ゴール目。リードを広げます。

後半もエスパルスのペースが続き23分には山原のコーナーキックに住吉!

37分には現役高校生・西原がダメ押しの追加点!

直近3試合で11ゴール、そして怒涛の7連勝と勢いが止まらず、J2制覇に向け独走態勢です。

清水エスパルス・中村亮太朗 選手:
セットプレーで3点を決められたことはこれからのチームにプラスになる。(次節の横浜FC戦は)自分たちでも大事な試合ということはわかっている。圧倒して勝たなければいけない

藤枝はJ2昇格後初の4連勝

3連勝で降格圏内から抜け出したMYFCは屈強な守備が持ち味の秋田と対戦。

相手の守備陣を崩そうとサイドから攻め込むと前半41分には矢村。しかし、決定的なシーンで決め切れません。

それでも果敢に攻め続けると後半29分には左サイドを切り裂き矢村が詰めますが、わずかに合わず。

このままスコアレスドローかと思われた試合終了間際、再び左サイドからゴール前に迫ると、混戦の中で最後は途中出場の中川風希。

2024シーズン初の4連勝と勢いが出てきました。

藤枝MYFC・中川風希 選手:
チームが3連勝していていい流れだった。監督からは『違いを見せてこい』と言われたので、ゴールに絡むプレーで結果が出てよかった

磐田 エースと守護神欠き完敗

得点ランクトップのエース・ジャーメインと守護神・川島を欠く中、鳥栖と対戦したJ1・ジュビロ。

前半37分、平川のシュートがクロスバーに阻まれ先制を逃すと、アディショナルタイムでした。

クロスに対応しきれずオウンゴールで失点。

後半もカウンターやミスから失点を重ね降格圏に沈む下位のチーム相手に完敗です。

最後にJ1から順位を整理します。鳥栖に敗れたジュビロは13位から15位に。

続いてJ2。7連勝のエスパルスは2位・長崎との勝ち点差を7へと広げ独走態勢です。

一方、4連勝のMYFCも12位へと順位を上げ、プレーオフ圏内の6位まで勝ち点差4と徐々に差を詰めています。

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