3月のフランス・オープン2回戦でガッツポーズする大堀彩=パリ(ゲッティ=共同)

 バドミントンのアジア選手権が10日、中国の寧波で行われ、女子でシングルスの大堀彩(トナミ運輸)がパリ五輪代表入りを確実にした。五輪初出場となる。2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望(太陽ホールディングス)の3大会連続出場は絶望となった。  ダブルスの永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)は2大会連続の五輪代表入りが確実になった。福島由紀、広田彩花組(岐阜Bluvic)の2大会連続出場は絶望。  アジア選手権は五輪予選ランキングで対象となる最後の大会。シングルスは奥原が1回戦で世界ランク1位の安洗塋(韓国)に1―2で敗れ、大堀を上回る可能性が消えた。ダブルスは福島、広田組が1回戦敗退となり、永原、松本組を抜けなくなった。  パリ五輪には各国・地域から各種目最大2人、2組が出場できる。日本女子はシングルスで山口茜、ダブルスでは志田千陽、松山奈未組(以上再春館製薬所)が既に出場を確実にしている。4月30日付のランキングで最終確定する。(共同)


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