4月15日から右脇腹の張りでけが人リストに入っていた鈴木選手は、順調に回復したため、10日に出場選手に登録されましたが、試合には出場しませんでした。

11日、前日に続いて相手本拠地のピッツバーグで行われたパイレーツ戦に2番・ライトで先発出場し、試合に復帰しました。

第1打席と第2打席は連続三振に倒れましたが、5点を追う5回の第3打席はノーアウト二塁からショートへのゴロが内野安打となってチャンスを広げました。

チームはこのあと相手ピッチャーの乱調につけ込んで、4連続の押し出しフォアボールなどで一挙5点を奪い同点に追いつきました。

さらに2アウト満塁で鈴木選手にこの回、2回目の打席が回ったところで雨が強まり、試合は2時間余り中断されました。

再開された打席で、鈴木選手は押し出しフォアボールを選んで打点がつき、次のバッターも押し出しフォアボールと1イニング、6つの押し出しフォアボールを選んだカブスが一挙7点を入れて逆転しました。

チームが逆転されたあとに回った7回の第5打席は、1アウト一塁からレフト前ヒットでチャンスを広げ今シーズン初めての盗塁も決めましたが後続がありませんでした。

9回の第6打席はチームが1点差に追い上げ、なお二塁にランナーを置いた場面でしたがセカンドゴロでした。

鈴木選手は5打数2安打1打点と復帰試合で複数安打をマークし、打率は3割1分3厘になりました。

試合はカブスが9対10で敗れました。

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