トライアスロンの世界最高峰、世界シリーズ横浜大会は11日、快晴のコンディションの中、海外の有力選手も参加して横浜市の山下公園周辺のコースで行われました。

このうちパラトライアスロンは、オリンピックの距離の半分となる
▽750メートルを泳ぐスイム
▽20キロを自転車で走るバイク
▽5キロを走るラン
が実施され、女子の運動機能障害のPTS2のクラスには、2大会連続でパラリンピックに出場している秦選手が出場しました。

秦選手は最初のスイムで出場した5人のうち2番手につけると、バイクで順位を1つ落としますが、最後のランで粘り強い走りを見せて1時間19分5秒のタイムで3位に入りました。

秦選手は「横浜で久しぶりに表彰台に上ることができ、本当にうれしい。どの大会でも観客席から表彰台を見るのは、涙がでるほど悔しいので、パリパラリンピックでも出場できたら表彰台を目指したい」と話していました。

優勝は、東京パラリンピックの銀メダリストでアメリカのヘイリー・ダンズ選手でした。

また、東京パラリンピックに出場し、ことしから本格的に競技に復帰した谷真海選手が女子の運動機能障害のPTS4のクラスで8人中5位となりました。

一方、男子の日本勢は
▽視覚障害のクラスで東京大会銅メダルの米岡聡選手が9人中7位、山田陽介選手が9位
▽運動機能障害のPTS4のクラスでは、東京大会銀メダルの宇田秀生選手は途中棄権
▽運動機能障害のPTS5のクラスでは、佐藤圭一選手が8人中8位
▽車いすのクラスでは木村潤平選手が7位
でした。

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