スイス政府はスノーボード女子の五輪メダリストで、同国と関係の深い竹内智香選手(40)を名誉領事に任命し、10日、竹内選手が拠点とする北海道東川町で名誉領事館の開所式が行われた。竹内選手は「お世話になったスイスと日本、両国への恩返しをしていきたい」と抱負を語った。  式典ではアンドレアス・バオム駐日大使が竹内選手に任命証書を手渡した。バオム大使は竹内選手を「両国の真の架け橋」と評し、名誉領事としての活躍に期待を込めた。北海道での開所については、スイスと同じく農業が重要な産業であることを理由に挙げた。  竹内選手は2007年から5年間、スイスで同国のナショナルチームと練習した経験がある。


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