カープです。甲子園で行われた首位・タイガースとの２連戦は、投打に粘りをみせて、競り勝ちました。
【ＴＳＳ野球解説者・山内泰幸】
「２試合とも接戦になったが勝ち切ったのが非常に大きい。１勝１敗ではなく２連勝したことで、５割復帰ししたので非常にいい流れだと思う」
それでは山内さんと一緒に振り返っていきましょう。
まずは７日の試合。初回からカープが主導権を握ります。
長打と相手のエラーで作ったワンアウト１塁・３塁のチャンスを作ると、今シーズン初めて４番に入った小園。犠牲フライで秋山が生還し先制点を奪います。
さらに５回、第１打席に２ベースの秋山。
「あそこは１本出したかった」とレフトへのタイムリーヒット。
ベテランの一打で、リードを広げます。
しかしその後、７回・８回と続けて得点圏にランナーを背負うピンチにも、バックが好守備。そして、リリーフ陣の無失点リレーで、タイガースに競り勝ちました。
続いて２戦目です。
打線は３回、８番ファーストでスタメンの中村健人。
およそ２年ぶりの一発で、苦手とする大竹相手に貴重な先制点を手にします。
その裏、同点に追いつかれますが、衝撃のプレーが生まれます。
名手菊池のジャンピングスロー。
併殺を完成させるスーパープレーで大瀬良を盛り立てます。
好投を続ける大瀬良は６回、佐藤へのこの三振でプロ通算１０００奪三振を達成しましたね、山内さん。
【ＴＳＳ野球解説者・山内泰幸】
「大変すばらしい記録。プロ１１年間の中で投球スタイルはいろいろ変わったが、一つ一つ重ねて素晴らしい記録だと思う」
ると８回、得点圏にランナーを進めチャンスを作ると、２試合連続４番起用の小園。
ライトへのヒットでセカンドランナー二俣がホームへ。
なんとか生還し勝ち越しに成功します。
さらに、この日１軍に昇格し、即スタメン起用の末包。
起用に応えるレフト前へのタイムリーで、大瀬良は、今シーズン初勝利。
チームは連勝で、勝率５割に復帰しました。
＜スタジオ＞
【ＴＳＳ野球解説者・山内泰幸】
「大瀬良投手に勝ちがついたのは大きかった。１軍に上がってきた末包選手のタイムリーも出て、チームとして流れが良くなってきている。接戦をモノにしたのも大きかった」
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