演技する宇野昌磨=コーセー新横浜スケートセンターで2024年4月27日、猪飼健史撮影

 フィギュアスケート男子で2022年、23年世界王者の宇野昌磨選手(26)=トヨタ自動車=が9日、現役引退を表明した。

 愛知県出身の宇野選手は、18年平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックで銀メダルに輝き、19年は4大陸選手権を制した。

 22年は北京五輪で団体のメダル獲得に貢献し、個人は3位で2大会連続のメダル。同年の世界選手権で初めて王者に輝き、23年大会で日本男子初の連覇を達成した。グランプリ(GP)ファイナルは22年大会で初制覇。16年に世界で初めて4回転フリップを成功させた。

 今季はGPファイナル2位、3連覇の懸かった世界選手権は4位の成績を残した。【倉沢仁志】

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