プロ野球・ソフトバンク

○ソフトバンク3―1日本ハム●(8日・みずほペイペイドーム)

 ソフトバンクのオスナが、8日の日本ハム戦で今季9セーブ目を挙げて日米通算200セーブを達成。3者凡退で試合を締めくくると、仲間とハイタッチして喜んだ。

 メキシコ出身のオスナは2015年から大リーグでプレーし、アストロズ在籍時の19年にはセーブ王にも輝いた剛腕。22年にロッテで日本球界入りし、23年からソフトバンクへ移って日本では通算で45セーブを積み上げた。

 今季も昨年に引き続き抑えを任されたが、制球が乱れて安定感を欠く場面も。1日の楽天戦では決勝点を与えて今季初黒星を喫した。それでもセーブ数は8日現在でリーグ最多。小久保裕紀監督も「オスナで打たれたら仕方ない」と守護神への信頼は揺るがない。

 この日の試合後には「(セーブの)数字が多いほどチームに貢献できているということ」と満足感を浮かべつつ、「とにかく優勝がしたい」と貪欲だ。大好物の豚骨ラーメンは、状態が本調子に戻るまでは食べるのを封印する予定。29歳の右腕はチームの勝利に全力を注ぐ。【林大樹】

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