スポーツでも熊本と台湾の新たな交流が始まりそうという話題です。
台湾・新竹県サッカー協会の関係者が23日、熊本県サッカー協会を訪問しました。
嘉島町にある熊本県サッカー協会を訪れたのは台湾・新竹県サッカー協会の余 祥義 事務局長と台湾サッカー協会の陳 彦夫 GKコーチです。
新竹県は、世界的な半導体製造大手TSMCの本社がある新竹市に隣接しています。
人口約57万人を抱える新竹県ですが、余事務局長によると、中学生のサッカー人口は県全体で80人程度と選手数が非常に少ないのが課題です。
2人は熊本県サッカー協会の関係者から、指導者育成のシステムや幼稚園児から楽しめるキッズサッカーの取り組みについて話を聞き、人工芝のグラウンドなど、施設を見学しました。
【台湾・新竹県サッカー協会 余祥義 事務局長】
「(熊本の取り組みを聞いて)『小学生』と限定するのではなく幼稚園児から始めて、より楽しめるような初心者(低年齢)向けの大会を企画するべきだと感じました。新竹県と新竹市のサッカー人口増加のために取り組みます」
一行は24日、J2ロアッソ熊本を運営するアスリートクラブ熊本も訪問。ジュニア・ユース年代選手の交流や、指導者育成について意見交換する予定です。
台湾では野球人口が非常に多く、サッカーの発展はこういった地道な取り組みがカギを握りそうです。
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