ソフトバンクからDeNAに移籍する三森選手は、プロ8年目の25歳。
広角に打ち分けるバッティングや俊足を持ち味に、おととしからセカンドのレギュラーを任され、去年まで2年連続で102試合に出場しましたが、今シーズンは牧原大成選手がセカンドに固定されたほか、若手などの台頭もあり、25試合の出場にとどまっていました。
一方、DeNAからソフトバンクに移籍する濱口投手は、佐賀県出身でプロ8年目の29歳。2017年に神奈川大学からドラフト1位で入団した左ピッチャーです。
1年目に10勝をあげると、今シーズンまでの8年間で135試合に登板し、44勝46敗、防御率3.76の成績を残しています。
ソフトバンクは、ベテラン左腕の和田毅投手が現役を引退したほか、通算56勝をあげている石川柊太投手もFA=フリーエージェントでロッテに移籍し、投手陣の補強が課題となっていて、内野手の層を厚くしたいDeNAとの思惑が一致したものとみられます。
三森「チャンスだと思って心機一転頑張ろうという気持ちに」
三森選手は「連絡が来た時は正直戸惑いましたが、これをチャンスだと思って心機一転頑張ろうという気持ちになりました。ホークスという強いチームでプレーできたことは自分にとってプラスでしかありません。チームはかわりますが、選手としてこれからも応援してもらえたらうれしいですし、福岡で試合があった際は拍手や声かけなどしていただけたらと思います。8年間、本当に熱い応援をありがとうございました」と球団を通じてコメントしています。
濱口「自分のボールを信じて 強いチームの中で競争勝ち抜く」
濱口投手は「びっくりした思いと、ここ数年はトレードもあるかもという覚悟はありました。8年間ベイスターズにお世話になり、本当にひと言では伝えることができないくらい、たくさんの経験をすることができました」と球団を通じてコメントしました。
そのうえで「リーグが変わるため、野球のスタイルが少し変わるのかなと考えていますが、しっかりと自分のボールを信じて、ホークスという強いチームの中で競争を勝ち抜いていき、また日本シリーズでベイスターズのみんなと戦えるように、しっかりと頑張りたいと思います」と意気込みを示しました。
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