プロ野球と大リーグで合わせて197勝を挙げ、日米通算200勝まであと3勝に迫っている田中投手は、11月に楽天を退団する意向を表明し、自由契約となって他球団への移籍を目指していました。

関係者によりますと、田中投手は、獲得に向けて調査してきた巨人と交渉を進めた結果、23日までに入団に合意したということです。

近く、正式に発表される見通しです。

巨人は今シーズン、セ・リーグのMVP=最優秀選手に輝き、4年ぶりのリーグ優勝の原動力となった菅野智之投手が、大リーグへ移籍する中、投手陣の精神的支柱を求めていた阿部慎之助監督が、田中投手のことを高く評価していて、今回の獲得につながりました。

田中投手は、大リーグ ヤンキースを経て2021年に楽天に復帰しましたが、去年10月に行った右ひじの手術のあと状態が上がらず、今シーズンは、1軍登板が1試合だけで、プロ18年目で初めて勝ち星なしに終わりました。

36歳で迎える来シーズン、新天地で復活し、日米通算200勝を達成できるのか注目されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。