日本ソフトボール協会は、追加競技として、東京大会以来2大会ぶりにオリンピック競技に復帰するロサンゼルス大会に向けて代表監督を公募し、11月に、3年前の東京大会で日本を金メダルに導き、ことし夏で任期満了となっていた宇津木監督に引き続き代表を任せることを決めました。
宇津木監督は、23日に都内で就任会見に臨み「ロサンゼルスオリンピックの目標は金メダルを獲得することだ。独自の視点と思考力をいかし、いままで経験してきたすべてをかけて、選手やスタッフ、そしてソフトボール界の皆さんと一緒に、新生ソフトボールジャパンを強くしていく。もう一度頂点を目指し、頂点に立つ」と意気込みを語りました。
また、強化の軸については、「ソフトボールはバッテリーが一番大事だ。『勝つ』ということと、バッテリーの重要性は大事にしていきたい」と話していました。
会見では、北京大会と東京大会の金メダル獲得の原動力となり、今も現役を続ける42歳の上野由岐子投手についても触れ、「上野のすごさは、一般のアスリートができないことができるということだ。のびのびやってほしい気持ちもあれば、もう無理しないでという気持ちもある。彼女は選手だけではなく、指導者の役割もできると思うので頼っていきたい」と話し、今後の代表入りについては明言しませんでしたが、改めて信頼をよせていました。
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