男子の1位でフィニッシュする佐久長聖の石川浩輝選手=たけびしスタジアム京都で2024年12月22日、滝川大貴撮影

 男子第75回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社など主催、SGホールディングス特別協賛)は22日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点に7区間42・195キロのコースで行われ、佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で2年連続4回目の優勝を果たした。佐久長聖は、大牟田との最終区間まで続いたデッドヒートを制した。

 女子は長野東が優勝しており、長野県勢の男女同時優勝は初めて。

 大牟田(福岡)は2013年大会以来の2位に入り、仙台育英(宮城)が3位だった。

 1区(10キロ)は、八千代松陰の鈴木琉胤選手が6キロ以降独走して区間トップの28分43秒をマーク。この区間の日本選手最高記録を5秒更新した。

 2区(3キロ)は、八千代松陰の上杉敦史選手がトップを守り、佐久長聖の松山優太選手が2人を抜いて2位に浮上した。

 3区(8・1075キロ)は、2位でたすきを受けた佐久長聖の佐々木哲選手が残り1キロ付近で逆転した。

 4区(8・0875キロ)は、仙台育英の菅野元太選手が佐久長聖を中継所手前で抜いてトップに浮上。大牟田の野田顕臣選手も好走し、2秒差の3位に上がった。

 5区(3キロ)は大牟田の塚田虎翼選手が佐久長聖と仙台育英を抜いてトップに立った。

 6区(5キロ)は大牟田の森本守勇選手が佐久長聖・岸端悠友選手と競り合いながらも首位を守った。

 7区(5キロ)は4キロ手前で佐久長聖の石川浩輝選手が抜け出した。(記録は速報値)

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