この夏に開かれたパリオリンピック、総合馬術団体で日本代表は馬術競技では、1932年のロサンゼルス大会以来、92年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました。

メンバー4人の平均年齢が41歳だったことで、みずからを「初老ジャパン」と名乗り、ことしの「新語・流行語大賞」ではトップテンに選ばれました。

21日、都内で行われたイベントには大岩義明選手、田中利幸選手、北島隆三選手、それに戸本一真選手の4人がそろって参加しました。

4人によるトークショーでは最年長48歳の大岩選手が「本来オリンピックは3人しか出場できないため、リザーブの1人はメダルをもらえないが、北島選手の馬が馬体検査でクリアできずに交代したことによって最終的に4人ともメダルがもらえたことはチームにとってこれ以上ない最高の結果になった」と話していました。

また、北島選手は、首からかけた銅メダルを指し示しながら「このメダルにたどりつくまで本当にたくさんの人にサポートをしてもらったので、メダルを触ってもらって喜びを分かち合ったが、その結果メダルの色がはげてきてしまった」と笑顔で話していました。

このほかイベントでは4人が馬術のデモンストレーションを披露し、正確なステップや、安定した美しいジャンプで障害物を飛び越える騎乗をみせて、訪れた人たちを魅了していました。

イベントのあと大岩選手は「たくさんの人たちに集まってもらい、ちょっと驚いた。一緒に楽しむことができていい機会になった」と話していました。

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