フィギュアスケートの全日本選手権第2日は21日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで女子の公式練習があり、22日のフリーに向けて各選手が調整した。
前日のショートプログラム(SP)で首位発進した坂本花織選手(シスメックス)は曲をかけた練習で得意のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)をはじめジャンプが乱れる場面が散見されるなど、30分間の練習を通じて課題が残る内容となった。
SP2位の島田麻央選手(木下グループ)は曲をかけた練習でトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷するも、4回転トーループは決まらず。その後も確認に努めた。SP3位の千葉百音選手(木下アカデミー)はミス無くジャンプを跳び、好調を維持している様子だった。
SPで演技中に右足がつるなかで4位につけた樋口新葉選手(ノエビア)はジャンプの回転が抜ける場面もあったが、軽快なステップを見せるなど大きな影響は感じさせなかった。
今年の全日本選手権全種目の最後を飾る女子は22日午後3時45分から行われる。【倉沢仁志】
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