ペアSPを前に調整する三浦璃来、木原龍一組=東和薬品ラクタブドームで2024年12月21日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権はペアのショートプログラム(SP)に向けた公式練習が21日朝、会場の東和薬品ラクタブドーム(大阪府門真市)で行われ、グランプリ(GP)ファイナル2位の「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)らが最終調整に臨んだ。

 「りくりゅう」の2人はSPの曲かけ練習で、そろって跳ぶサイド・バイ・サイドの3回転トーループをきれいに着氷。途中のステップで木原選手が転倒する場面もあったが、その後も2人でリフトやスピンの動きを入念にチェックした。時折2人で談笑しながら、リラックスした雰囲気でリンクを後にした。

 GPシリーズ第5戦フィンランド大会で6位に入った「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)も振り付けなどを確認。SPに向けて2人の息を合わせた。

 ペアのSPは21日、フリーは22日に行われる。【深野麟之介】

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