井端弘和監督率いる野球の日本代表は、再来年に行われるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックを見据えて強化を進めています。

来年3月には京セラドーム大阪でオランダ代表との強化試合が予定されていて、この試合から新たに、野手総合コーチとして松田氏が、投手コーチとして能見氏が加わることが発表されました。

金子誠ヘッドコーチなど現状のコーチ陣は引き続きチームに残り、新たに2人が加わることになります。

松田氏は、滋賀県出身の41歳。

2006年から17年間ソフトバンクでプレーし、昨シーズン巨人に移籍して現役を引退しました。

強打の内野手としてソフトバンクの7回の日本一に貢献し、ゴールデン・グラブ賞に8回、ベストナインにも1回選ばれ、ファイトあふれるプレーも持ち味の1つでした。

一方、能見氏は兵庫県出身の45歳。

2005年から阪神とオリックスで18年間プレーし、通算で104勝をあげました。

おととし現役を引退するまで在籍したオリックスでは2年間、投手コーチ兼任でプレーし指導者としての経験も持ち合わせています。

松田氏と能見氏は、ともにWBCの出場経験があり、井端監督の下で大会連覇を目指す中、その手腕が期待されています。

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