女子SPを前に調整する坂本花織=東和薬品ラクタブドームで2024年12月20日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの全日本選手権は20日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕。20日夜の女子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習があり、3連覇中の坂本花織選手(シスメックス)や16歳でジュニアでは負けなしの島田麻央選手(木下グループ)らが、最終調整を行った。

 坂本選手は曲をかけた練習でスピンの体勢が崩れる場面もあったが、ジャンプは全て着氷。3回転ルッツや3回転フリップからの連続ジャンプを入念に確認した。

 島田選手はシニアの大会ではSPから投入できるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を着氷。その後も、軌道を確認するなどして感覚を確かめた。

 グランプリ(GP)ファイナルで日本勢最上位の2位となった千葉百音選手(木下アカデミー)も各要素を確実にこなし、好調ぶりをうかがわせた。

 女子は20日にSP、22日にフリーが行われる。【倉沢仁志】

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