来年1月5日に開幕する春の高校バレー。
男子の宮崎県代表、都城工業は経験豊富な3年生を中心に全国の上位を狙います。

都城工業は11月に行われた県大会決勝で、去年の全国大会を経験したメンバーがスタメンに5人入り、全試合ストレート勝ち。安定した戦いで3年連続40回目の全国出場を決めました。

全国大会に向け、選手たちはブロックの足の運び方など基本を丁寧に確認するなど
練習に励んでいます。

( 金丸 真也 監督 )
「順調に仕上がっています。厳しい組み合わせではありますけど、なんとかベスト4まで勝ち上がっていけるように頑張っているところです。」

都城工業の武器は伝統の超高速コンビバレー。
クイックや時間差などのスピードある攻撃に、今年は高さを生かしたパワーが加わりました。

その攻撃の軸となるのが身長188センチ、エースの山之内琢哉選手です。
豪快なスパイクが武器の山之内選手は、春高に向け筋力トレーニングで体重を5キロ増量。最高到達点は全国トップレベルの3メートル40センチにまで伸びました。

( 山之内 琢哉 選手 )
「去年の春高で相手が圧倒的に上から叩いてきて、力不足を感じたので意識して(筋トレを)始めました。チームを鼓舞してどんな状況でも盛り上げて勢いづけるようなプレーをしていきたいです。」

多彩な攻撃を操るのはセッターの瀬戸山文汰選手。
去年からチームの司令塔を務める経験豊富な瀬戸山選手が相手ブロックを翻弄する強気のトスワークでゲームを組み立てます。

( 瀬戸山 文汰 選手 )
「全体的に攻撃を速くして、1本1本の攻撃を正確にすることを練習してきました。どのチームにも負けない速さのコンビバレーを持っているので自信を持って全力で戦っていきたいです。」

新チームとなって県内では1セットも落とすことなく、圧倒的な強さを見せてきた今年の都城工業。

宮崎の絶対王者として全国の舞台でも活躍を誓います。

( 松元 麗司 キャプテン )
「日本一という目標をこのチームになって立ててきたので、初戦から元気な姿でプレーして最後まで悔いのないようなバレーをして日本一を取りたいです。」

春高バレー全国大会は1月5日に開幕。
都城工業の初戦は大会初日、山形県代表の山形城北と対戦します。

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