バスケットボールのBリーグは19日、2026年にスタートする昇降格制度のない新トップカテゴリー「Bプレミア」の参入クラブ第2弾を発表し、京都ハンナリーズなど2クラブの参戦が新たに決まった。第1弾は10月に22クラブが発表されている。
Bリーグの島田慎二チェアマンからBプレミア参入決定が発表されると、インターネット中継の画面をみつめていたハンナリーズ運営会社の松島鴻太社長は涙ぐみ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。「2年半前にクラブの経営を引き継ぎ、『Bプレミア参入を目指す』と宣言したが、当時の1試合の平均観客は1200人台。参入条件の平均4000人など難しい問題は多かったが、ブースター(ファン)、スポンサーなどすべての関係者のおかげで目標を達成できた。感謝しかない」と話し、「次は優勝したい」と成績面での飛躍を誓った。
Bプレミアは「5000人以上収容でVIP席などを備えたアリーナ」を確保し、平均入場者数と売上高の基準をクリアすることが参入条件。ハンナリーズは、府が向日市に新設する8900人収容の新アリーナを完成予定の28年からホームとする予定だが、10月の段階では施工業者の未定で、審査に間に合わなかった。【矢倉健次】
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