キャベッジ選手は、アメリカ出身の27歳。

右投げ左打ちの外野手で、大リーグでは昨シーズン以降、アストロズとエンジェルスで通算67試合に出場し、打率2割9厘、ホームラン2本、15打点の成績を残しています。

昨シーズンはエンジェルス傘下のトリプルAでもプレーし、107試合の出場で打率3割6厘、ホームラン30本、32盗塁をマークしています。

巨人は今シーズン、防御率で12球団トップの投手陣を軸にした守りの野球で、4年ぶりのリーグ優勝を果たしましたが、クライマックスシリーズでは打線がつながりを欠き、3位から日本一へと駆け上がったDeNAに競り負けました。

大黒柱の菅野智之投手の大リーグ移籍が決まり、2012年以来の日本一に向けて攻守両面で補強が求められる中、16日から最多セーブのライデル・マルティネス投手、キャッチャーの甲斐拓也選手、そしてキャベッジ選手と、次々と新戦力の獲得を発表しています。

キャベッジ選手は、球団を通じて「日本でプレーできることをとても楽しみにしています。いっしょに多くの勝利を分かち合いましょう」とコメントしています。

巨人は、楽天から自由契約となった田中将大投手についても調査を進めていて、オフの移籍市場をにぎわせています。

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