ソフトバンクホークスの正捕手が移籍を決断しました。
国内フリーエージェント権を行使していた甲斐拓也選手について、17日、読売ジャイアンツが契約合意したと発表しました。
17日正午すぎ、福岡市中央区にあるホークスの球団事務所を甲斐選手の代理人が訪れ、ジャイアンツへの移籍を決めたことを報告しました。
育成出身の野手としては初めて国内FAで移籍することになります。
甲斐選手は球団を通じてコメントを発表し、「ホークスで過ごした時間の全てが自分の財産でありかけがえのない経験です。本当にホークスを離れていいのか自問自答を繰り返しましたが今回新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたいという心境に至り移籍することを決めました」と決断の背景をつづりました。
レギュラー定着後チームを4度の日本一に導いた扇の要が、14年間在籍したホークスに別れを告げました。
<甲斐拓也選手のコメント全文>
考え抜いた結果、移籍することを決断しました。
今の自分があるのは、間違いなく、ホークスに育てていただいたおかげです。
心から感謝していますし、今回も素晴らしい条件提示をいただき、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
育成選手から支配下に這い上がるまでのきっく苦しかった努力の日々、チームメイトと味わった勝利の喜び、ホークスで過ごした時間の全てが自分の財産であり、かけがえのない経験です。
こうしたホークスでの全ての経験を思い返すたびに、本当にホークスを離れていいのか、自問自答を繰り返しましたが、今回、新たな経験をすることで野球選手としての自分をもっと高めたい、という心境に至り、移籍することを決めました。
熱く力強い声援をくださったファンの皆さん、いつも支えてくれたスタッフの方々、最高のチームメイト、小久保監督やコーチの皆さん、王会長をはじめフロントの方々、ホークスで出会えた全ての皆さんのことを思い浮かべると、離れてしまうことは本当につらいのですが、セリーグで新たな挑戦を始めたいと思います。
1 4年間、ホークスで最商の日々を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
2024年12月17日
甲斐拓也
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