2025年元日に「ニューイヤー駅伝㏌ぐんま 第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(毎日新聞社など共催)が群馬県で開催される。最多25回の優勝を誇る旭化成陸上部(宮崎県延岡市)は、5年ぶりの王座奪還へ向けて最終調整に励む。
延岡市の練習グラウンドでは、各種目で自己記録を今シーズン更新した斎藤椋選手や、今年のパリ・オリンピック男子1万メートルに日本代表で出場した葛西潤選手らがジョギングで調子を整えていた。西村功監督(62)は「選手の調子も上向いている。流れを引き寄せ優勝を目指す」と決意を新たにする。
スポーツチームを支援する地元のNPO法人「アスリートタウンのべおか」の森山慎作理事長(47)は、「延岡市民も旭化成の活躍を楽しみにしている。ぜひ頂点を取って帰って来てほしい」とエールを送る。
旭化成は39年連続62回目の出場。17~20年に4連覇し21、22年は3位。けがで主力を欠いた23年は16位だったが、24年は3位に入った。【重春次男】
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