マルティネス投手はキューバ出身の28歳。2017年に育成選手として中日に入団し、支配下登録された2018年以降は主に抑えとして活躍してきました。

最速160キロを超える力強いストレートに加え、鋭く落ちるスプリットといったキレのある変化球が持ち味で、おととしは39セーブ、今シーズンは43セーブをマークして最多セーブのタイトルを2回獲得しました。

通算では303試合に登板し14勝18敗、166セーブ、防御率1.71の成績を残しています。

今シーズンで中日との3年契約が終了し自由契約となったマルティネス投手をめぐっては、残留を求めていた中日をはじめ複数の球団が獲得に向けて交渉を行い、争奪戦を制した巨人が16日、マルティネス投手との契約に合意したと発表しました。

来シーズンから4年契約で、後日、入団会見が予定されているということです。

今シーズン4年ぶりのリーグ優勝を果たした巨人は、チーム防御率が12球団トップの2.49と投手陣が安定していて、マルティネス投手の加入でリリーフ陣がより盤石になると期待されています。

マルティネス投手は「契約できたことを心からうれしく思っています。これまでと変わらず全力でプレーし、2025年がジャイアンツの年になるように頑張ります。東京ドームでファンの皆さまの前で投げられるのを楽しみにしています」とコメントしています。

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