最終予選会は今月12日からフロリダ州で2つのコースを交互に回って行われ、4日間の通算で5位までに入った選手が、来シーズンのアメリカツアーの出場権を獲得します。

15日は最終ラウンドが行われ、ことしの国内ツアーで賞金王に輝いた26歳の金谷選手は首位と2打差の3位から出て、バーディー4つ、ボギー3つでスコアを1つ伸ばし通算5アンダーで3位をキープし、来シーズンのアメリカツアーの出場権を獲得しました。

広島県出身の金谷選手は、ショットの精度の高さと正確なパットを持ち味にアマチュア時代から頭角を表し、国内ツアーではこれまでに通算7勝をあげ、今シーズンは自身初の賞金王に輝いていました。

一方、ことしの国内ツアーで賞金ランキング2位だった24歳の平田憲聖選手は、47位から出てバーディー6つ、ボギーなしで6つスコアを伸ばし、通算2アンダーとして8位まで順位を上げましたが、アメリカツアー出場権獲得はなりませんでした。

金谷拓実「結果は出ると信じプレー 報われうれしい」

金谷拓実選手は、「これまで苦しいことやつらいこともあったが、たくさんの人に支えられてここまで頑張ってくることができた。支えてくれたみんなに感謝したい」と喜びを語りました。

そして最終予選会でのプレーについて、「どの1打も集中して一生懸命やれば、結果は出ると信じてプレーしてきたのでそれが報われてうれしい。日本で賞金王をとれたことも自信になっていた」と振り返りました。

また、東北福祉大の先輩の松山英樹選手とアメリカツアーでともに戦えることについては、「松山選手は、ずっとアメリカツアーで活躍されていて世界のトップ選手なので、松山選手を目指して頑張りたい」と話しました。

そのうえで「1月から試合が始まるので、いい準備をして頑張りたい」と意気込みを語りました。

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