今季まで社会人野球の三菱重工Westで活躍し、プロ野球ドラフト会議でDeNAから1位指名された竹田祐投手(25)が15日、アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝「三菱電機杯 第79回毎日甲子園ボウル」に駆けつけ、立命大3年でQBの弟剛さんに声援を送った。
元実業団アメフト選手の父勉さん(53)らとともに観戦した竹田投手。自身は大阪・履正社高時代にセンバツで準優勝しており、「自分は甲子園で優勝できなかったので、剛には優勝してほしい」とエールを送った。
試合は剛さんのタッチダウンパスなどもあり、立命大が45―35で法大に勝利し、9年ぶり9回目の優勝を果たした。優勝が決まると竹田投手は拳を突き上げて喜び、「普段はマイペースだけど、試合になると顔つきが変わってチームを引っ張る姿がかっこ良かった。(弟も)1年間やってきたことを全て出せたと思うので、いいお正月を迎えられそうです」とはにかんだ。
勉さんは「竹田家にとっていいことづくしの1年になった。2人ともここまで結果が出たのは奇跡的」と息子たちの活躍に目を細めた。【皆川真仁】
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