2020年シーズンで現役を退いたサッカー元日本代表の中村憲剛さん(44)が14日、18年間プレーした川崎の本拠地で引退試合に臨んだ。現役最後のリーグ戦や天皇杯全日本選手権決勝は新型コロナウイルス禍で歓声が消えていただけに、2万2000人超の声援で送り出された背番号14の名手は「本当に幸せな一日。思い残すことはない」と感無量の表情だった。
日本代表とJ1川崎のOBや現役選手など縁のある豪華なメンバーが参加。試合終了間際には直接FKでネットを揺らし「みんなが壁を低くしてくれた。気遣いに感謝しかない」と頭を下げた。
今季まで川崎を率いた鬼木達監督は「憲剛とパス交換できたので楽しかった」と笑った。(共同)
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