この教室は、来年、日本で初めて開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」を盛り上げようと江東区内のグラウンドで開かれ、耳がきこえる小学生と聴覚に障害のある児童あわせておよそ50人が参加しました。
デフサッカーの基本的なルールはサッカーと同じですが、審判が笛と旗の両方を使って合図をするほか、選手たちはアイコンタクトやジェスチャーで意思疎通します。
デフフットサルの日本代表の選手やサッカーJリーグ FC東京の選手も指導に入り、いくつかのチームに分かれてドリブルやシュートを練習したほか、ミニゲームに挑戦しました。
子どもたちは手を振るなどジェスチャーで器用に意思疎通を図り、好プレーにはみんなで両手を上にあげて手首をひらひらと振る手話の「拍手」をしてたたえていました。
教室に参加した耳がきこえない小学6年生の男の子は「きこえる人たちとふだんはコミュニケーションがとれないことも多いけれど、今回は仲良くなれて、話ができてうれしいです」と手話を使って話していました。
また、別の小学4年生の女の子は「耳がきこえない人と一緒にサッカーをやるのは最初は少し緊張したけど、楽しかったです。手話も勉強になりました」と話していました。
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