18日に群馬県内で開幕する春季関東地区高校野球大会の審判講習会が6日、高崎市の城南野球場で開かれた。同大会審判委員ら37人が参加し、日本高校野球連盟審判委員の深沢俊一さん(39)=横浜市=から技術的な説明を受けた。
受講者はまず、アウトやセーフといった判定時のジェスチャーや投球コース判定の基本などを教わった。さらに塁審の立つ位置、走者や打球方向など状況に応じた動き方について指導を受けた。
深沢さんは「今の高校生は動画を見てタッチの方法などすぐに新しい技術を取り入れてくるので、我々も時代に応じた対応が必要」「常に次のプレーを予測し、予備動作や最初の動き出しを良くすることが求められる」などとアドバイスした。
関東地区大会審判委員長の飯塚実・県野球連盟審判部長(70)は「大会に向けて今まで身につけたものを再確認する場にしてほしい」と話していた。(八木正則)
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