パリ・パラリンピックで金メダルに輝いた熊本県出身の3人の選手に10日、県民栄誉賞が贈呈されました。パラリンピックの選手に県民栄誉賞が贈られるのは初めてで、県民に希望と夢を与えたプレーを称えました。

県職員の花道で迎えられたのはパリ・パラリンピックの金メダリスト、車いすラグビーの島川 慎一 選手と乗松 聖矢 選手、車いすテニス女子ダブルスの田中 愛美 選手。

3人がふるさと熊本で揃うのは実はこれが初めてだそうです。

【木村 知事】
「3人の活躍は熊本県民のみならず日本中に多くの感動を与えた」

贈呈式では、木村知事がそれぞれの競技では日本勢初の金メダルを獲得した3人の大活躍をたたえました。

【島川 慎一 選手】
「表彰台で他国の国歌が流れるのが悔しくて。金メダルを取って日本の国歌が流れた瞬間にようやく実感が持てた。最高にうれしかった」

【乗松 聖矢 選手】
「金メダルを獲得することを夢見てそれを想像しながら競技を続けてきた。人生で初めて夢がかなった瞬間で、夢がかなうってこういう気持ちなんだということを体験できたのは人生の財産」

【田中 愛美 選手】
「熊本県にも車いすテニスの選手がいることを知ってもらえる機会になったことが何よりうれしかった」

パラリンピアンでは初めての熊本県民栄誉賞。

3人は県庁のロビーに掲げられる手形を採り、受賞を喜びました。

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