大野市の福井和泉スキー場のゲレンデでは10日、今シーズンの安全を祈願する神事が行われました。
      
青空の下、輝く雪で一面の銀世界が広がる大野市の福井和泉スキー場。ゲレンデには7日の夜からまとまった雪が降り、現在、山頂付近には70センチほどの雪が積もっています。
 
10日の安全祈願祭では、関係者がシーズン中の安全や安定した降雪を祈願しました。
 
2023年10月に、中部縦貫自動車道がスキー場に近い九頭竜インターチェンジまで開通し、昨シーズンは前年に比べ来場者が25%ほど増えました。
  
今シーズンは、タイ人を対象とした企画を展開するなどインバウンド客の増加も期待されます。
 
巣守社長は「昨年に九頭竜ICが開通して、県内客はもとより関西の客も北陸自動車道を回って中部縦貫自動車道でアクセスしてもらえるようになったので、たくさんの人に来てもらえるようになった。今週末、雪の予報が出ているので、降雪次第、すぐに営業に入れるよう準備をしていきたい」と意気込んでいます。
  
福井和泉スキー場では、中部縦貫自動車道の工事で出た不要な土を使って、全長1キロの競技専用コースを拡張しました。
 
オープンは12月14日土曜日の予定で、来場者は昨シーズンより3000人あまり多い
3万2000人を見込んでいます。

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